胸に急に大きくなってきたいびつな形のほくろがあって、皮膚科で診てもらって
「ただのほくろかもしれないけど、形もいびつだし、どうせ取るなら早い方がいいですね」
と言われたので、お腹にある大きなほくろと一緒に形成外科で取ることにしたんです。
病院に着いて受付を済ませてから「学校を休むのは嫌!」と急に言い出し、
診察室に入ってからは「やっぱり手術なんてしたくない!」と泣き、
手術前の眠くなるシロップを「マズイ!」と嫌がって飲ませるのに一苦労。
待ち時間と麻酔が覚めるまでの緊張と心配。
待っている間にどんどん肩こり・頭痛がひどくなって、時間つぶしに持ってきた本も
気持ち悪くて読めなくなり、読むのをやめて眼を閉じていました。
一緒に付き添ってくれた母も同じだったようです。
手術後はまだ完全に麻酔から覚めていないので、起きて「うぇーん」と泣いては
背中をさすってやるとまたうとうとして…を何度か繰り返しました。
ちゃんと目が覚めたら今度は早く帰りたくて「まだー?あと何分!?」ばかり言うし。
完全に麻酔が切れるまで2時間くらい、処置室で様子見ないと帰れないんだってば。
手術後2時間休んだ後、帰宅・飲食のOKが出たので、遅い昼食を食べに寄りましたが
朝から絶食だったヒナコはお腹がすいていたのか、かなりの量を食べました。
手術後なのに大丈夫かと、見ているこっちがハラハラするぐらい。
手術自体は日帰りだし、手術後も普通に生活できるし、足の時に比べたら楽なんでしょうけど。
おだてたりなだめたり言い聞かせたり、子どもの手術って本人も家族も本当に大変です。
ヒナコも前に1回やってるだけに、逆に不安や怖さがあったんでしょうね。
帰宅後、付き添いの私と母は疲労のあまりリビングで夕方まで爆睡。
ヒナコはその横で、機嫌良くマンガを読んでいたようです。
そのマンガ、手術前の検査(特に採血)を頑張ったご褒美に買ったものなんですが
手術を頑張ったら、週末に焼肉を食べに連れていく約束だったりします。
頑張ったからね、いっぱい食べさせてあげようと思います。